17世紀安土桃山時代の頃、遠くポルトガルから鎖国下の長崎へもたらされた鶏卵素麺は、その後、福岡へ伝搬し黒田藩の御用菓子となりました。明治期になると福岡の菓子屋ではどこでも作られる一般的なものとなり、石村萬盛堂も1905年の創業当初からおつくりしております。
卵黄と糖蜜のみで作られた鮮やかな鶏卵素麺は、しっとりとした口当たりに卵の風味が広がる、どこか新しさを感じるお菓子です。全て手作りでおつくりする、長い歴史に育まれたポルトガル伝来の南蛮菓子 鶏卵素麺を是非ご賞味ください。日本三大銘菓とは、石川金沢の「長生殿」、新潟長岡の「越の雪」、そして福岡の「鶏卵素麺」です。
商品一覧