2024年12月06日(金)
【お知らせ】当社和菓子職人が 福岡市の博多マイスターに認定されました
博多で創業して119年の〈石村萬盛堂〉で、「那の香」をはじめ数々の和菓子を手がける和菓子職人「長池 博(ながいけ ひろし)」が、福岡市が認定する「博多マイスター」に認定され、11月19日に認定式が行われました。
「博多マイスター事業」とは、技能職者の認知度・社会的地位の向上を目的とし、ものづくりに関して優れた技能と相当の経験を持った技能職者の方を「博多マイスター」として認定、市民に対する技能継承活動や技能者の育成・技能継承活動を支援する事業です。
厳しい条件を満たす方が認定され、本年度は長池一名のみが認定されました。
【長池より、認定に際して】
職人になって40年、この度の認定は身に余る光栄です。
ずいぶん若い時に、こんなにも美しい和菓子を自分でも作ってみたいと思ったのが、和菓子職人になろうと思ったきっかけです。
つい先日も和菓子つくり体験教室に来ていた小学生のお子さんが、大きくなったら和菓子職人になると言ってくれました。職人になってよかったと、心から思えるひと時でした。
これからも、技能の研鑽と伝承活動に励んでまいります。
【博多マイスター制度より】
長池氏は、伝統ある和菓子製造に永年にわたり従事し、研鑽に努めてこられました。これまで培われてきた経験や技術による繊細な手作業、創作力、感性をもって作られるお茶席での各種上生菓子や四季折々の季節感を表現した「きんとん」は高い評価を得ています。
手業の素晴らしさに加え、講師として親切丁寧に教える能力を有し、寺社仏閣とコラボレーションした子ども向けの教室、外国人観光客向けの教室の開催など、新たな取り組みにも挑戦しながら、積極的に技能伝承活動を行っておられます。
今後も、和菓子業界の発展のため、より一層のご活躍を心より祈念しております。
【石村萬盛堂 職長 長池 博】
和菓子を作り続けて40年以上の和菓子職人。石村萬盛堂では、上生菓子、那の香、紅白饅頭など、ハレの日の和菓子を企画、製造。イベントで和菓子教室や実演試食会、蒸し饅頭作りの体験会なども開催。全国のスイーツコンテスト等での受賞も多数。
釜掛(かまかけ)の松/豊臣秀吉が開いた箱崎松原の茶会をイメージした抹茶饅頭です。抹茶の芳醇な香りを存分に楽しめる逸品です。
塩豆大福(栗)/定番の塩豆大福に、季節限定の栗餡を合わせました。
新米餅/八女星野村の棚田の新米を使用した季節限定品です。餅米の粒感を残し、新米のみずみずしさを楽しめる、この時期だけの和菓子です。
いちご大福/八女産あまおう苺を使用した季節限定品です。大粒の「博多あまおう」の味と香りを楽しめます。
大切な方への贈りものやお土産としても自信を持ってお勧め致します。
ぜひ、福岡市が認めた職人が作るお菓子をご家族・ご友人と一緒にお楽しみください。
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