2024年09月09日(月)
【萬盛堂歳時記】秋の名物「新しょうがもち」
石村萬盛堂の秋名物「新しょうがもち」がはじまりました。
毎年秋に筥崎宮で催される「仲秋大祭 放生会」は、博多三大祭りのひとつ。万物の生命をいくつしみ、殺生を戒める神事で、秋の実りに感謝する祭りでもあります。この放生会名物と言えば葉つきの新生姜、ちゃんぽん、おはじき。
石村萬盛堂では、放生会の期間に合わせ「新しょうがもち」をおつくりいたします。
生姜の風味が効いたお餅をなめらかなこしあんで包み、甘煮した新しょうがを乗せました。
秋とはいえまだまだ暑いこの時期、さっぱりお召し上がりいただけます。
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新しょうがもち
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販売価格:3個入 540円(税込)/6個入 1,080円(税込)
販売場所:石村萬盛堂、善太郎商店、お菓子のいしむら
販売期間:9月1日(日)~9月30日(月) ※お彼岸期間の9月19日~25日は除く
本年も特別に博多人形師・中村弘峰氏作の特別な掛け紙の「新しょうがもち」をご用意いたしました。放生会の名物「新しょうが」「ちゃんぽん」「おはじき」をにぎやかに描いた、福博の秋の風物詩に思いを馳せた特別なデザインです。
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●新しょうが
放生会では、葉っぱつきの新生姜を下げて歩く姿が見られます。
かつて箱崎は生姜の産地として有名だったと言われており、戦前の頃は博多のごりょんさんが放生会のお土産に新生姜をご近所に配って回ったそうです。夏の暑さで疲れ切った体に嬉しい新生姜です。
●ちゃんぽん(ビードロ)
筥崎宮の巫女さんたちが手作業で絵付けするガラス細工。江戸時代から続くとされる放生会の風物詩です。
(当面の間販売休止されていますが、廻廊内で展示が行われます)
●おはじき
悪災を “はじく” 縁起物として親しまれ、昭和54年より作られる博多はじきは、厄除けのお守りとされてきました。
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春の博多どんたく・夏の博多祇園山笠と並んで博多三大祭りに数えられる「筥崎宮放生会」は、9月12日~18日の七日七夜、筥崎宮で執り行われます。
「放生会」といえば、参道に軒を連ねる露店。海岸に至る約1kmの参道に数百もの露店が並びます。
今年も放生会の賑わいを楽しみに、新しょうがもちをご賞味ください。
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