2022年10月19日(水)
【商品情報】「那の香」が復活します
高く澄みきった空に、心も晴れ晴れとするこの頃です。
石村萬盛堂では、10月19日(水)より、いにしえの博多の物語に思いを馳せる香りの銘菓「那の香」を販売いたします。
惜しまれながらも販売を停止していた「那の香」は、おつくりする数量を限定して、石村萬盛堂本店と福岡空港店のみでお取扱いいたします。
職人がひとつひとつ時間をかけておつくりする「那の香」は、ふわりと仕上げた独自の卵生地に、柑橘の蜜漬け果皮をほどよく散らしたお菓子で、口の中に入れるとほろっとほどける食感とやさしい甘さ、爽やかな柑橘の香りが広がります。
いにしえの博多の周辺に存在していた国の名から生まれた、博多の歴史を感じる石村萬盛堂らしいお菓子をまたお届けできるのを大変うれしく思います。
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那の香(なのか)
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販売開始日:2022年10月19日(水)~(本店は19日が休業のため20日より販売)
販売場所:以下2店舗のみ
●石村萬盛堂 本店 |福岡県福岡市博多区須崎町2-1
営業時間:10:00~19:00
定休日 :毎月第3水曜日
電話 :092ー291ー1592
●石村萬盛堂 福岡空港店|福岡市博多区大字下臼井778-1 福岡空港国内線ターミナル2F (南エリア)
営業時間:8:00 ~ 19:00
電話 :092-402-0851
※一日におつくりできる量に限りがございますので、早めのご予約をおすすめしております。
※お取扱いの各店舗では、お電話でのご注文・郵送を承っております。詳しくは店舗にお問合せ下さい。
お取扱いの個数や金額については詳しくは、「那の香」のページをご確認ください。
那の香のページ コチラ▶
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「那の香」 名前の由来
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今も那珂川・那の津などとしてその名を残すように、「那(な)」とは博多の周辺にかつて存在した国でした。いにしえの時代、後漢の光武帝より金印を授けられた国ともいわれています。魏志倭人伝(ぎしわじんでん)では邪馬壹国(やまたいこく)に行く途中の国です。
大陸の文化が、日本に伝来した地ともなれば、菓子の祖といわれる田道間守(たじまもり)が、非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)つまり橘を常世の国(とこよのくに)から持ち帰ったとき、まず逗留したのがこの地かもしれないという想像もめぐります。
柑橘系の蜜漬け果皮を、ふわりと仕上げた独自の卵生地にほどよくちらし、いにしえに思いを馳せる銘菓「那の香(なのか)」を仕上げました。
今後も、博多の文化・歴史、伝統を感じる石村萬盛堂らしいお菓子を続けて参ります。